話を聞いてもらえるということ【高齢ニート・ひきこもりの義姉】

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話を聞いてもらえるということ

夫の姉は、「ひきこもり」「高齢ニート」ということになるのだと思います。
数年前に、会社を辞めました。
会社を「辞めた」というよりは、当時、業績の悪かった姉の会社はそこそこの数の「希望退職者」を募っていたそうです。
あまり、多くの経験を必要としない職種だったため、長くいる姉より、高校生のアルバイトの方が都合がよい人材だったのでしょう。

 

上司からはうとまれ、若い子からはバカにされるようになった義姉…
丁度、その頃、長年、手作業で行われていた工程が機械化されました。
新しいことに慣れるのが苦手な義姉は、ますます、居場所を失い、半ばイジメられるような形で、会社を辞めました。

 

義姉には、特に、就職につながるような特技や資格はありません。
人とコミュニケーションをとることが苦手です。
前職での悪い記憶から、さらに「人」に対する「苦手意識」が強くなってしまっています。

 

義姉を助けたい。
もちろん、それは、私自身を守ることにも繋がります。
(同居に近い状態なので、いざとなれば、私達夫婦が義姉の面倒をみることになります)
行動に移していこう!と思ったけれど、やっぱり、どこに相談したら良いのか分からない…
夫の家族は、自分で考えて動くということが全くできません…。
誰かが、何かしてくれるのを待っています。(恐らく、それは私で、ちょっと重いです…)

 

県や市の相談機関は、どうやら、高校卒業くらいから、せいぜい40歳前までの設定であることが多いようで、50歳近い義姉の相談にのってもらえるのかさえ不明…。

 

さんざん、県や市のサイトを見た後、社会福祉協議会の「よろず相談室?」「家庭の事なんでも相談?」みたいな、なんとも、アバウトな相談室を発見!

 

調べても調べても、「コレ」という所にたどり着けない私は、「コレ」について相談してね!というハッキリした目的が無さそうな、ココなら、電話をしても、大丈夫な気がしたのです。

 

少し迷ったけど、電話をしてみました。

 

品の良さそうな高齢の男性の声です。
優しいおじいちゃんといった感じ。

 

相談員「う~ん、どうしたのかなぁ?あ、違うな、匿名で相談しますか?」

私「じゃ、一応、匿名で…」

相談員「お住まいは、どのあたりですか?」

私「〇△です」

相談員「分かりました。今日は、どんなご相談ですか?私の他に、電話の前に2人居ますからね。まずはお話ししてみて下さい」

私は、現状を話しました。

 

相談員の方々は基本的に、聞き役に徹しています。

 

その、相談室は「よろず」「なんでも」といった感じの場所なので、専門的な知識のある方が相談員として対応してくれるわけではないのですが「そういったことなら「ココ」に相談してみてはどうだろう?」と連絡先を教えてくれたりはしました。

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それって役に立つ相談?って言われると「役立つ」とは少し違うかもしれません。

 

でも、とりあえず「話を聞いてもらえる」(受け止めてもらえる)って大切な気がします。

 

誰に相談したらよいかさえ分からないままの私からしたら
「大変ですね」「あなたこそ、体を壊さないでください」「まず、義姉の健康を保たないと、さらにあなたがツライ立場になってしまいますね」など、私に寄り添い、話しをしてくれる相談員の方はとても暖かいです。

 

話しているうちに、まずは、何をすべきかも少し見えてきました。
話すことによって、困っていることが整理されていく感覚があります。

 

義姉の場合は、身体的な障害の度合いをシッカリ把握することが第一かなと…それによって、仕事や支援につなげていける可能性があるということが見えてきました。

 

最後に「1人で、悩まず、何でも相談してくださいね」と言われた時は、涙が出てしまいました。
悩みを抱える人間は、悩み過ぎて、1人で、グルグル同じところを回ってしまうことありますよね。
そんな時、話しを聞いてもらい、舞い上がった気持ちを、落ち着かせ、今の自分を見つめる。
一人だと思ってたけど、決してそうではないなって思える。
ひきこもり、高齢ニートになってしまっている本人だけでなく、家族だって本当に本当に悩んでいているし、辛いんです。
「聞いてもらう」って、とても、大切ですね。

 

相談内容を義母に報告すると、義母は、さっそく、以前、姉が通っていた病院へ問い合わせをしたようです。
受診の予約もとれたみたでした。

 

小さな一歩ではありますが、心が少し軽くなりました。

 

実は、先日、別件で、市役所で相談をした時は、かなりイヤな思いをしたので「また、悔しい悲しい気持ちになるのはイヤだな」と、二の足をふんでいたのですが、思い切って、電話をして本当に良かったです。

 

諦めないで「助けてほしい」「教えてほしい」と、声を出し、手を伸ばし続けることは、本当に大変なことだけど、それなくしては、前に進めないのかな、そんな気がしました。
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