「イタリアの子づくりキャンペーン広告撤回」ニュースについて…

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イタリアの子づくりキャンペーン広告、避難浴びて撤回に
【AFP=時事】(訂正)イタリアの出生率低下を改善しようとの意図で制作された、若者に子づくりを奨励する政府のキャンペーン広告が、インターネット上で非難を浴びて取り下げられた。

ベアトリーチェ・ロレンツィン(Beatrice Lorenzin)保健相は2日、今月22日の「子だくさんの日(Fertility Day)」を宣伝する目的で数種類つくられた広告画像が、傲慢(ごうまん)、性差別、弱者いじめとの非難を浴びたことを受け、インターネット上で展開しているキャンペーンを変更するよう命じたと述べた

最も非難を浴びたのは、暗い表情の女性が片手で自分のお腹を触りながら、もう一方の手で砂時計を持っている画像。説明文には「美しさに年齢はない。だが生殖能力にはある」と書かれていた。妊娠を遅らせる女性が結果的に子どもをつくれなかった場合、その責任はすべて女性本人にある、という内容と受け取られ、非難を浴びた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160902-00000046-jij_afp-int

 

上のニュースをを読みました。

Twitterでも、このキャンペーン自体の批判や、イタリアでの子育ての難しさなどが、とりあげられて、いるらしいのですが…

「美しさに年齢はない。だが生殖能力にはある」って本当のことだと思うんですよね。
美しさは自分の努力次第で、年齢以上に維持することは可能だし、年齢にあった「美しさ」というものもありますよね。
でも、「生殖能力」は、違う気がします。
努力すれば一定の成果はでるでしょうが、生物として、やはり「限界」がある…。

 

野田聖子さんは2010年10月のインタビューで
「子供がある時点で産みにくくなるとは、誰も教えてはもらわなかった。」と話しています

 

教養もあって、情報を得やすい立場にいる、野田聖子さんのような方でも、ハッキリと女性の「生殖可能期間」について聞いたことはなかったと…

 

義務教育期間に、この授業をしても、ほとんどの子供達は、真剣に受け止めることはないでしょう。
そうなると、「出産に最適の年齢」の大人に向けてメッセージを発信するべきだと思います。

 

これは、もちろん男性に向けても行うべきです。
イギリス・アメリカの大学の共同調査で「40歳以上の父親から生まれた子どもは、30歳未満の若い父親の子よりも自閉症になる危険性が5倍も高い」という結果が出ていますし、いくつかの病気や障害も、父親の年齢に関係することが分かっています。
精子も年齢が高くなれば、良い状態でないものが増えるそうです。

 

うちの夫のように、お互い35歳の結婚なのに「すぐ、できる!」と思っている人もいるんですから…

 

こういった啓発活動?を日本で行うなら、「言葉」選びには、もっと気を使うべきでしょう。
「美しさに年齢はない。だが生殖能力にはある」って、私は悪いとは思わないんですけどね…
現代の女性を、とても良く表現しているように思います。
20代と見間違うような美しい40代女性、たくさんいますよね。

 

確かに、これを見て不快に思う人も、多くいるのだと思います。
結婚したいけど、まだ、パートナーを見つけられない人。
親の介護で、結婚の機会を逃してしまった人。
子供は望めない体の人。
経済的に諦めている人。(奨学金返済も大きな負担)
他にも、私が想像もできないほど、様々な事情で、生物的に最適な時期に子供を産むことができない…。
その前に、子どもを欲しいと思っていない方もいるでしょう。

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出産はゴールではありません
長く長く続く「子育て」の(もしかしたら死ぬまで終わらない)、始まりです。
子育てには「体力」「精神力」「経済力」様々な「力」が必要です。

 

私自身、20歳、36歳、38歳と出産を経験しましたが、やはり「出産」そのものより、妊娠期間中や、子育て期間中、自分の体が、若い時のようにはいきません。
38歳の妊娠時は「妊娠糖尿病」になりましたし、授乳期間中は、眠れず、体力的にも、精神的にも、とても辛い状態でした。

 

それから、当たり前ですが、こういった啓発を行う前に「安心して産める環境」を整えること。
これは絶対条件ですよね。

 

まずは「お金」でしょうか?
若い男女が結婚しない理由の中でも「お金」のことは重要な問題です。
妊娠出産時、女性が仕事をできない期間の生活費。
子供を育てていくために、日々出ていくお金。
進学に伴うお金。
とにかく、お金が掛かる…
今、結婚しても、夫婦2人で働いて、やっと、生活できる…という若い夫婦がたくさんいます。
本当に、国が、子どもを増やしたいと願っているのなら、若い夫婦にこそ、不妊治療や、子育て支援を積極的に行うべきだ。

 

そもそも、大学を出て、ちょっと働いたら、もう「妊娠出産」を意識しなくてはいけない。
結婚自体が遅くなっています。
子供を産んだ後でも、キャリアを積める環境は絶対必要ですよね。

 

そして、保育所の充実、家で子育てをしている人も労働と認める。などなど…

 

子供は「国」全体で育てていく、それくらいの意気込みを見せてほしいです。
マタニティマークを付けている人に、嫌がらせをするような人がいる国で、高畑淳子さんのように、息子が犯罪者になったら母親が袋叩きに会うような国で「子どもを持つ自信」がある人がどれだけいるでしょう?

啓発すべきは、若い女性だけではないですね。

 

政治家の方々に、やっていただきたいことは山のようにありますね…。
本当に頑張っていただきたいと思います。

 

「美しさに年齢はない。だが生殖能力にはある」このインパクトある言葉に、不快に思う方、傷つく方もいるでしょう。
でも、この言葉で「妊娠出産には、年齢が大きく関係する」と知り、子どもを持つ機会を得られる人が、1人でも増えれば、それは意味のあることだと私は思います。

 

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