インターネット赤ちゃんポストをご存じだろうか?

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「赤ちゃんマッチング コウノトリ」というNPO法人全国おやこ支援福祉センターが運営している団体だ。
昨夜「NEWS23」で特集されていた。昨年末には「モーニングバード」でも紹介されていたらしい。

 

HPを見てみるとショッキングな募集が目に飛び込んできた。

【新規募集】1歳になる男の子の里親様募集

【実親様・お子様情報】
お名前:K様ご夫妻
年齢:父母:30代 男児:1歳
お子様:平成27年5月生まれ
性別:男児
障がい:有り
養子に出す理由:どもの障がいを受け入れられず、乳児院に預けている。
施設で育つより家庭で育って欲しい。児童相談所に養子縁組の意思を伝えたが、
数ヶ月たっても話が進まないため当NPOに依頼

 

どうですか?私は涙が出てきました。
「【新規募集】1歳になる男の子の里親様募集」って…犬や猫の里親募集じゃないんだから、こういう募集の掛け方ってどうなんでしょう?子犬いっぱい生まれ過ぎたからもらってくださ~い。みなたいなノリですよね。おかしくないですか?

 

しかもハンディのある子だから親が「早く厄介払いしたい」のがみえみえ…もう少し長い目でご両親と付き合っていくとか、お子さんに愛情が持てるようになるような支援が受けられる機関に紹介するとか…もう少し心を尽くすべきなのでは…
まだ、1歳の男の子、可愛い盛りのはずなのに親が受け入れられない子を果たして他人が受け入れられるだろうか?

 

サイトの目的「3つの命」を守る

①産まれる(産まれた)のに様々な事情で育てられない赤ちゃんの命を守る
②予期せぬ又は望まぬ妊娠で中絶以外の選択肢を選び産まれてくる赤ちゃんの命
③お腹に赤ちゃんがいるのに出産費用や住居の無いお母さんの命

赤ちゃんの命、お母さんの命を守ることはとても大事、とても立派な目的なのに違和感を感じるのは何でだろう…

 

「手続きについて」では

●「簡単」ネット入力なので、手書き書類に比べてはるかに簡単です。
●「迅速」入会申請や審査結果通知などは郵送に比べ余計な時間がかかりません。
●「手軽」児童相談所に出かける必要も無く、いつでも空いた時間で気軽に処理できます
と、お気楽に子供をやりとりする雰囲気…おかしいでしょ?

これはいただけない!!!命をやりとりするのに「簡単」なわけないし、「手軽」であってはいけないのですよ。「迅速」というのは本当の意味では必要だと思う部分もある。でも、それは郵送より、メールの方が返事が早いよね。とか、そういう次元の話じゃない。
テレビのインタビューでもサイト代表の方はしきりに「IT化しなきゃこなせないでしょ?」みたいなこと言ってたけど「それは違うでしょ」ここは手間も暇も掛けるべきところだよね?「空いた時間で気軽に」やっていようなことじゃないよ、書類一枚一枚にしろ真剣に取り組むべきだし、自然とそうなるはず。

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私は熊本の慈恵病院が運営する「こうのとりのゆりかご」は良いシステムだと思っている。子供が必ずしも実親に育てられた方が良いとは思わないからだ。それは私自身、子供の立場として良く分かっている。また、慈恵病院のシステムの場合、気が変わり引き取りに来る親の為に絵合わせパズルのようなものがあると聞いている。望まぬ妊娠に悩む妊婦の相談にも応じてくれる。親に対するフォローを大切にしている印象をうける。親が支援されて親自身の心が落ち着けば、実の親子で上手くいく場合もある。

 

それと比べると「インターネット赤ちゃんポスト」のサイトから漂う、お手軽さと胡散臭さは誰もが感じるはず。感じない方がどうかしている。

 

インターネット赤ちゃんポストでは数回のメール、数回の電話、1度の面接で「里親」として相応しいか判断するそうだ。期間は現在2週間を基準としているそうだ。
2週間で何が分かるのかな…。面接1回で人間性なんて見えないでしょ

 

別の団体で赤ちゃんの紹介を受けた夫婦は面接も数度あり、研修も受け、都の里親認定も受け1年半掛けて赤ちゃんを受け入れる準備をしていた。それが長いとは思わない。
何年かけたらOKで、何か月だったらダメだって基準は決められないかもしれないけど…
インターネット赤ちゃんポストの運営者はもう少し丁寧であってほしい。
ITで無駄を省き合理化することに向く仕事と向かない仕事があるよ。
手書きの書類を「面倒臭い」、児童相談所に出向く「時間がない」人は、そもそも「里親」としての条件を満たしているとは到底思えない。

 

「インターネット」の赤ちゃんポストが悪いわけじゃない、熊本の赤ちゃんポストまでは行けない、勇気を出して相談したいけと、なかなか動き出せない悩んでいるお母さんの窓口としては「インターネット」は敷居の低い駆け込み寺になることがでいると思う。一番大事なのは「インターネット」であるかどうかではなく、運営者の心の向きだと思う。

 

すべては赤ちゃんの利益が優先されますように、赤ちゃんを手放さざるをえなかったお母さんには新たな未来を、里親さんになったパパママにはお子さんとの絆が手に入ることを願います。


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コメント

  1. ねなな より:

    数年前まで日本には施設に預けられる子供はもうほとんどいないものだと思っていました。
    タイガーマスクがテレビで活躍していた時代の前の事だと本気で思っていました。
    家がない子供がこんなに多いなんて。日本はどうなってしまったのだろう。

    1. mizuhoya0414 より:

      現在では親が居るのに施設で保護している子供達も多くいますよね。
      親と一緒に暮らすことが必ずしも「最善」だとは限りませんよね。
      「その子」にとっての「1番の場所」が見つかることを祈ります。

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